[宗教②]仏教

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三界―欲界―天―六欲天―忉利天


忉利天とは

忉利天の定義・意味

忉利天(とうりてん)とは、六欲天(ろくよくてん)のうち、下から2番目の第二天をいい、須弥山(しゅみせん)の頂上にあり、帝釈天(たいしゃくてん)が住んでいる天界をいう。

忉利天の位置づけ・体系(上位概念)

六欲天

忉利天は、いまだ欲望にとらわれた、人に近い下位の天(神)が住むとされる6つの天界=六欲天のひとつである。

なお、六欲天は三界(さんがい。無色界・色界・欲界の3つの総称)のうちの欲界に属する。

六欲天は、上部から順に次のとおり。

  1. 第六天…他化自在天(たけじざいてん)
  2. 第五天…化楽天(けらくてん)
  3. 第四天…兜率天(とそつてん)
  4. 第三天…夜摩天(やまてん)
  5. 第二天…忉利天(とうりてん)
  6. 第一天…四大王衆天(しだいおうしゅてん)



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