[宗教②]仏教

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衆生(有情)―凡夫


凡夫とは

凡夫の定義・意味

凡夫(ぼんぷ)とは、仏教用語で、煩悩(ぼんのう)に迷って悟り・解脱(げだつ)をえておらず、輪廻(りんね)を続ける大部分の人をいう。

凡夫の位置づけ・体系(上位概念)

衆生

地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天・声聞・縁覚・菩薩・仏の十界のうち、(ごう。カルマ)によって六道(ろくどう・りくどう)を転生輪廻(りんね)する(輪廻から出ていない。悟り・解脱(げだつ)をえていない)地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天を衆生という。

凡夫はこのうち人間界の衆生にあたるといえる。

凡夫と関係・関連する概念

反対概念・対概念
四聖

凡夫に対して、悟り・解脱(げだつ)をえて、輪廻から出た者を四聖(ししょう。声聞・縁覚・菩薩・仏)という。



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