[宗教②]仏教

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拝む―礼拝


礼拝とは 【worship

礼拝の定義・意味

礼拝(らいはい)とは、神や仏などを拝むことをいう。

礼拝の目的・役割・意義・機能・作用等

恭敬の心の表れ

礼拝は神仏への恭敬の心の表れである。

正光院(港区)の高橋隆岱(りゅうたい)住職によれば、日本人の「拝みたい」という心情は畏敬の念の表れという。

【ゆく巳くる午】初詣 一年の感謝と新年のあいさつ 拝みたい心情を大切に - MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/life/news/131230/trd13123011010007-n1.htm

また、次のように記載されている御神籤(おみくじ)がある。

神のおかげは拝んで分かる、甘いすいいは食べて知る
砂糖の甘さ、米のおいしさ、それは食べて見ねば分らぬ。神様の有難さ、忝(かたじけ)なさ、理屈だけでは分らぬ。拝む拝むことによって本当の有りがたさは分る。神様のおかげが受けたくば、真心こめて拝むがよい、神の恵みが心の底にしみとおる。

礼拝の方法・仕方・やり方・マナー・作法

拝(深くおじぎをすること)・低頭(頭を下げること)のほか、拍手、合掌、祈り・読経(どきょう)・五体投地などの方法がある。

このうち、五体投地がもっとも丁寧な礼拝方法である。

神社
二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)

一般的には、「二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)」といわれるが、正確には、次のとおり。

なお、神社により「拝(礼)」や「拍手」の回数が異なる場合もある(宇佐神宮等)。

  1. 軽くおじぎをする
  2. 鈴を3回鳴らす…3は神聖な数で、鈴の音が邪気を祓い、心身を清めるとされる
  3. お賽銭を入れる…音をさせて入れることで、厄落としにつながる
  4. 二拝…2回深くおじぎをする
  5. 二拍手…柏手(かしわで・はくしゅ)を二度打つ。なお、柏手の際は、右手を左手の第一関節までずらすとよい
  6. 合掌・祈り…合掌をしてお祈り(祈願)をする
  7. 一拝…1回深くおじぎをする
  8. 軽くおじぎをする

前後の軽いおじぎは省略してもよい。

合掌低頭

寺で拝む場合は、シンプルに合掌し、軽く頭を下げる(=合掌低頭)。

合掌には、仏と自分が一体になるという意味がある。

なお、寺で拝む場合は、拍手は打たないので注意。



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