[宗教②]仏教

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六波羅蜜(ろくはらみつ)


(" 修行―種類―大乗仏教―波羅蜜多(波羅蜜)―六波羅蜜(六度) "から複製)

六波羅蜜とは

六波羅蜜の定義・意味

六波羅蜜(ろくはらみつ)とは、大乗仏教においてもっとも重要な修行項目とされる次の6つをいう。

  1. 布施(ふせ。布施波羅蜜
  2. 持戒(じかい。持戒波羅蜜
  3. 忍辱(にんにく。忍辱波羅蜜
  4. 精進(しょうじん。精進波羅蜜
  5. 禅定(ぜんじょう。禅定波羅蜜
  6. 智慧(ちえ。智慧波羅蜜・般若波羅蜜・般若波羅蜜多

六波羅蜜の別名・別称・通称など

六度

六波羅蜜六度(ろくど)ともいう。

「度」には「渡る・到る」という意味がある。

六波羅蜜の目的・役割・意義・機能・作用等

六波羅蜜は、菩薩が彼岸(ひがん)・涅槃(ねはん)に渡る・到るための修行である。

六波羅蜜の位置づけ・体系(上位概念)

波羅蜜多波羅蜜

波羅蜜多(はらみた)のなかで特に重要なものが六波羅蜜と呼ばれている。

六波羅蜜と関係・関連する概念

三学

六波羅蜜の用例・用法

法華経
分別功徳品

況んや、また人有りて、能くこの経(=法華経)を持(たも)ち兼ねて布施(ふせ)・持戒(じかい)・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・一心(いっしん)・智慧(ちえ)を行ぜんをや。その徳、最勝にして無量無辺ならん。

『法華経(下)』 岩波書店〈岩波文庫〉、坂本 幸男 岩本 裕 訳注、1991年、60頁。



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