[宗教②]仏教

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合掌(がっしょう)


(" 供養―供物―具体例―無形―合掌 "から複製)

合掌とは

合掌の定義・意味

合掌(がっしょう)とは、両手のひらを胸または顔の前で合わせることをいう。

合掌の経緯・沿革・由来・歴史など

合掌はインド起源で、それが仏教にも取り入れられたものである。

合掌の目的・役割・意義・機能・作用等

仏教では、右手は仏、左手は衆生(しゅじょう)の象徴として、両手のひらを合わせることで、仏と一体となった成仏の相(そう)や仏への帰依(きえ)を表すものと考える。

参考元:平凡社『世界大百科事典』

合掌の位置づけ・体系

礼拝の作法のひとつ

合掌は、礼拝の代表的な作法のひとつである。

十種供養における供物のひとつ

合掌供物のひとつで、特に十種供養における供物のひとつとされる場合もある。

日本における仏教由来の習慣のひとつ

日本では、合掌は、お詫び・お願いをするときや、食前食後の際に合掌をする習慣があるが、これは仏教由来の習慣である。

合掌の用例・用法

法華経

…、種々に華・香・瓔珞・抹香(まっこう)・塗香(ずこう)・焼香・繒蓋(ぞうがい)・幢幡(どうばん)・衣服(えぶく)・伎楽を供養し、乃至、合掌恭敬せば、…

引用元:『法華経(中)』 岩波書店〈岩波文庫〉、坂本 幸男  岩本 裕 訳注、1991年、142頁。



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