[宗教②]仏教

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著(じゃく)


(" "から複製)

とは

の定義・意味

(じゃく)とは、仏教用語では、執着をいう。

字義的には、「くっつく。ついて離れない」という意味での「着」(たとえば、この意味での「着」の熟語には「執着」「愛着」などがある)の本字(略字ではない正体(=正式)の漢字)である。

なお、『法華経』(岩波文庫)のサンスクリット語の和訳では、「あれやこれやに心を奪われている…束縛」と訳されている。

『法華経(上)』 岩波書店〈岩波文庫〉、坂本 幸男 岩本 裕 訳注、1991年、67頁。

の用例・用法

法華経
方便品第二

舎利弗(しゃりほつ)よ、われ、成仏してより已来(このかた)、種々の因縁(いんねん)、種々の譬喩(ひゆ)をもって、広く言教(ごんきょう)を演(の)べ、無数の方便(ほうべん)をもって、衆生(しゅじょう)を引導(いんどう)し、諸(もろもろ)の(じゃく)を離れしめたり。

『法華経(上)』 岩波書店〈岩波文庫〉、坂本 幸男 岩本 裕 訳注、1991年、66頁。



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